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南西向きのリビングを広げたい場合の間取りについて
リビングに求めるのは採光と広さです。家族がくつろぐ憩いの場だからこそ明るい南西向きにリビングを配置したいですし、できるだけ広々としたスペースを確保したいと思います。
では、限りのある敷地面積の中でどのように理想のリビングを作り出すことができるのでしょうか。幾つかの方法を考えましょう。
南西リビングのメリット
まず、リビングを南西方向に配置するメリットを理解しておきましょう。この点がわかると、間取りを広くするために労力を費やす大切さがわかるでしょう。
まず、南側は東西南北と4つの方角の中で一番日照時間が長い方角です。ですから、冬などは日が長い時間部屋の中に差し込み、本当に暖かくなります。これで暖房費を節約することができるでしょう。夏は風通しの良い間取りにしておくなら、室温を下げつつも採光をしっかり確保することができます。
さらに西側にもリビングが向いているなら、西日をしっかりと部屋の中に入れることができます。夏は日が高いので夕方に部屋の中まで日が差し込むということはないので、暑さを心配しなくても良いでしょう。
一方、冬は夕方になっても暖かな日が注がれ続けますので、朝から夕方まで日がしっかり入り、部屋干しでも洗濯物を十分に乾かすことができます。南西向きのリビングにはこれらのメリットがあります。
リビングを広くする間取り
では、これだけのメリットを大いに活かすためにもリビングの大きさをできるだけ広げたいと思われるかもしれません。では、どんな間取りが最適でしょうか。
リビングと和室をつなげる間取りはリビングをかなり広く見せることができます。リビングの隣に畳の和室を設けて、引き戸などでリビングとつなげたり、仕切ったりできるようにします。
また引き戸を造らなくても、少し和室を高く作り段差をつけるなら、和室に腰掛けながらリビングに居る人と会話をしたり、一緒にテレビを見たりする事ができます。大勢の親戚や子供の友達が来た時には、ソファや椅子の数が十分になくても、その段差に座って皆で一緒にリビングでくつろぐこともできるでしょう。
さらにリビングの天井を高くするのも効果的です。上の階の天井までつなげる吹き抜けタイプのリビングもいいでしょう。このようにするなら、リビングの大きさはそこまで広くなくても、部屋に入った時や、リビングのソファに座った時の視界が大きく広がるので広く感じることができます。
しかしこの場合、部屋が冬なら温まりにくかったり、夏なら涼しくなりにくかったりと光熱費がかさんでしまいがちになりますが、施工の時に高気密、高断熱素材で建ててもらうなら、エアコン一台で十分に温度調節をする事ができます。
ウッドデッキもリビングを広くできる間取りです。リビングの掃き出し窓を開ければ、そこに木材の綺麗な床がありますので、そこでくつろぐこともできますし、庭とのつながりを演出することができます。この時にウッドデッキの床の色とリビングの床の色を同じにするならより広がりを感じることができるようになるでしょう。
リビングを広く見せるコツ
間取りで広さを作り出すことも大切ですが、それに加えて、広く見せるということもとても重要です。なぜなら実際の間取りを工夫して敷地面積を十分に確保できていてもその後の使い方によっては全く広く見えないこともあるからです。
では、せっかくある程度の広さを確保したリビングをその面積通りに広く見せるにはどんな点に気をつけたら良いのでしょうか。色に気をつけることができます。リビングのインテリアの装飾を、淡い色や膨張色、そして白系の色でまとめるならば圧迫感がありませんので広く見えます。
下から上に向けて色を薄くしていくこともコツの一つです。床から、壁、そして天井の順番にだんだんと色を薄くしていくことができます。
さらに、部屋がいつでも整頓されて見えるようにすることもポイントです。そのためには作り付けの収納を付けて壁の凹凸を減らしたり、収納や家具の高さをそろえたりすることによってすっきりとした印象を作り出すことができます。人間が広さを感じる要因の一つが視覚の広がりです。
それで、ソファや椅子に座った時に窓の外の景色が見えるようにしたり、大きな家具が迫っている印象を与えないように座る場所から離れたところにおいたりする事ができるでしょう。鏡を使ったり、観葉植物を連続して並べたりすることも広さを感じさせるのに効果的です。
南西向きリビングの暑さ対策
前半にも考えたように南西向きのリビングには日が多く差し込みますので、立地条件によっては暑さを感じることがあります。リビングの大きさを広げるならばこの暑さ対策、特に夏の日差し対策は必須になります。どんなことができるでしょうか。
風通しの良い間取りにすることによって対策することもできますし、夏の時期には、よしず、つまりすだれなどを用いることもできるでしょう。
遮光カーテンではない明るい色のカーテンをするだけでも太陽の光だけが家に入ってくるようにできますし、窓の外のベランダに大きめの観葉植物を置いて、水をかけたりするだけでもかなり家の中に入ってくる温度を下げることができます。
これらのちょっとしたポイントを知っているなら、リビングで快適な時間を過ごすことができるでしょう。リビングを広くする間取りには様々な方法があります。ぜひこれらの点を踏まえて十分な広さのリビングを確保し、南西向きのリビングを大いに楽しんでください。
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