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どんな家になるか図面からイメージする方法とは
どんな家になるのかを図面からイメージするのはとても大切なことです。なぜなら、注文住宅で工事が始まってから見られる一番多い問題が、出来上がりと準備段階のイメージが違うというものだからです。
主に内装工事でのトラブルが多いのですが、事前に図面から家の全体像や内装をイメージできていれば、事前に問題点を修正したり、間取りを変更したりしてトラブルを未然に防げるでしょう。では、どのようにしたら図面を通して家の仕上がりをイメージできるのでしょうか。
図面の役割
図面はあくまで図面であり、家そのものではありません。あたりまえのことですが、この点を知っておくことは家の仕上がりをイメージする上でとても大切です。平面図ばかりにとらわれてしまうと、理想の家を実現することができなくなってしまいます。
限られた図面の範囲の中だけで、問題を考えてしまうと、妥協したり、希望を取り消したりすることになり、家の理想のイメージはどんどんとしぼんでしまいます。イメージに広がりがなくなってしまうのです。
逆に、家の全体像を先に作り、そこから図面を作っていくなら注文住宅の醍醐味である自分たちならではの家を作ることができるでしょう。
それで、まずは自分で家の様子をスケッチしたり、理想の家の写真を建築士に見せたりすることができるでしょう。それに合わせて図面を書いてもらうなら、家の様子を具体的にイメージしやすくなります。
図面からイメージする方法
では、実際に出来上がってきた図面を用いてどのように家の様子をイメージすることができるでしょうか。一般的に一つの家を建てるために必要な図面は10から15種類ほどあります。しかし、家のイメージを掴むために助けになるのは、立面図と断面図というものです。
立面図とは、立体的に家を記したもので、東西南北のそれぞれの方向から家を見た外観が描かれています。玄関のドアや各部屋の窓の位置、勝手口やバルコニーの場所やデザインがわかりやすく描かれています。さらに立面図に添付されている仕上がり表も調べるなら、壁の材料や、サッシの品番などを知ることができます。
断面図は、家を縦に切って中を見ているかのように記したものです。この図面を通して、玄関や廊下、各部屋の天井の高さや、半地下の様子、吹き抜けの高さやロフトの位置など平面図を見てもわからないことを知ることができます。
そして、展開図という図面も家の様子をイメージするのに助けになります。展開図は、部屋の真ん中から部屋を見渡した様子を描いたものです。各壁の設計がひと目で分かるようになっています。
例えば、ドアの形や窓の形がそのまま記されていますので、専門家でなくても部屋の様子をイメージできます。特にリビングなどでこだわりの大きな窓や出窓などを取り付ける場合には必ず確認したい図面です。
そして、キッチンのカウンターや対面カウンターの高さなどが分かりますし、トイレの便器の大きさやペーパーホルダーの位置や高さも知ることができます。便器とペーパーホルダーが遠すぎて、子供の手の長さじゃ届かないといった問題もこの図面を見れば防げます。
キッチンやトイレは毎日使う場所なので、これらの場所を踏まえて普段の暮らしをイメージし生活動線を考えるのに役立つ図面と言えます。これらの図面を平面図に加えて見ていくならば、家の全体像を正確にイメージすることができるでしょう。
間取りソフトの助け
図面ばかりを睨んでいると疲れたり、飽きたりしてしまうことがあります。簡単に家の様子をイメージできるのが間取りソフトです。上記の幾つかの図面と合わせて使うならより具体的な家の様をイメージできます。
この間取りソフトの利点は、間取りを簡単に直したり、完成図が3Dで表示されたりしますので高齢の家族でも理解しやすくなっています。床面積も自動で計算してくれます。このソフトは有料のものと無料のものとがあります。どんな特徴がそれぞれあるのでしょうか。
有料ソフトは誰でも使いやすく機能が豊富です。歩いて家の中に入り各部屋を見ているかのようなウォークスルー機能がついています。家の外と中のイメージを正確に知りたい人には最適なソフトでしょう。
無料版はお手軽さが一番のポイントですぐに使えますが、機能面は基本的なものしかついていません。印刷や保存ができないものがほとんどです。各図面に加えて、これらのソフトの助けを借りるならより一層図面から家の仕上がりをイメージしやすくなるでしょう。
イメージを上手に伝える
図面から家の様子を思い描くと、治したい点やさらなる希望が出てくることでしょう。どのように自分のより具体的なイメージを業者に伝えられるでしょうか。簡単なことですが、思いついたことをリストにして書き出しておきましょう。
そして、インターネットや雑誌などの写真を用いて自分たちのイメージを具体的に伝えましょう。色や質感のイメージを伝えるには言葉だけではなく写真を使うなら誤解が少なくなるでしょう。
出来上がってきた図面を見ながら家の様子を家族でイメージするのは楽しい作業です。ぜひ、より良い家を作るためにも上記の点を含めながら、図面を確認してください。
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