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北玄関で明るくなる?注文住宅選びのコツ
北玄関には悪いイメージがいつもついてまわります。暗くて寒くていつも売れ残る土地という具合です。一方の南玄関は日当たりが良く温かいというポジティブなイメージが一般的です。
事実、北側に玄関が来る物件は、家の顔とも言える玄関の面に光が当たらず暗いイメージがあります。そして、日中でも家の中に入ると電気をつけないといけないという印象もあります。
しかし、注文住宅で設計をするときにはちょっとしたコツで北玄関でも明るくすることができるのです。どのよ
うにしてでしょうか。では、幾つかの北玄関を明るくする方法を見てみましょう。
北玄関を明るくするコツ
南道路の家では、道路側に駐車場を作り、南側に玄関を置く間取りが一般的です。しかし、敷地が狭いとせっかくの日当たりの良い南側スペースを玄関や駐車場で使ってしまい、リビングやキッチンに費やせる面積が減ってしまうことになります。
一方北側に玄関があるケースですと、北に駐車場を設けますので、日当たりの良い南側を目一杯リビングやキッチンに使うことができます。北玄関の難点は日当たりが悪いということです。
そのため、いかにたくさんの光を北側に取り入れるか、つまり採光をいかに上手にするかがポイントとなります。コツとしては、玄関のドアの横に縦長の窓を設けたり、天窓を使ったりする事ができるでしょう。
さらに、玄関の近くに小さな庭、坪庭を作って緑が見えるようにすることによって玄関まわりの印象を明るくすることができます。
最近では、玄関に大きな靴箱倉庫とも言えるシュークローゼットを作りたいという方や、玄関を家族用と来客用とで分けたいという方が増えてきています。
この場合には大きな玄関スペースが必要となりますが、南側道路の家で玄関にこれほどのスペースを費やして
しまうと30坪から35坪位の小さな敷地では、リビングに使える面積がかなり限られてしまいます。
一方北側道路では、玄関に対するこのような要望を踏まえても、リビングは二階の南側などに配置しますので全く問題ありません。しかも、ガラス付きの玄関のドアを二つ設けるなら採光がしやすいですし、大きなシュークローゼットの色を白やクリーム系にするとそれだけで玄関まわりの印象が明るくなります。
これも北玄関を明るくするちょっとしたコツと言えるでしょう。また玄関の前の廊下を南側まで繋がるようにするのも設計のコツです。
廊下の先には、テラスを設けて日中の光が玄関からもきちんと見えるようにするのです。さらに玄関に吹き抜けを設け、天井からの光が玄関や廊下に降り注ぐようにすることもできるでしょう。
北玄関の時に注意したいポイント
北玄関の物件で設計するときに一番課題になるのは明るくすることです。ですから、玄関まわりのガラスの質が光をきちんと通す素材である必要があります。
すりガラスなどは採光に限界がありますので、建築家の方などにおすすめの素材を訪ねてみることができるでしょう。そして玄関から入った時に目につく色にも注意しましょう。まずドアの色が黒ですとかなり暗い印象になってしまいます。
さらに壁紙の色もきちんと選びましょう。茶系の色だったり、重厚感を出そうとして厚めの生地を選んだりすると雰囲気が暗くなります。
さらに北玄関は冬場になると玄関や廊下が南側の部屋に比べて著しく寒くなります。それで、玄関からリビングなどに行くまでの廊下や階段の寒さ対策が必要となります。予算が許すなら床暖房を入れたり、断熱性の高い素材で廊下や階段を造ったりする事ができるでしょう。
吹き抜けの窓にして採光をたっぷり入れるようにするなら日中は何もしなくても暖かくなるでしょう。北玄関で気をつけたいもう一つのポイントは湿気です。日当たりが悪いので雨の後や寒い時期の結露などで湿気が溜まりやすくなります。
湿気対策をしておかないと、表面結露で外壁が湿ってそこだけ汚れたり、カビが生えたりします。このような現象が出ると何回ペンキを塗り替えても、同じような湿気ジミが出てきてしまいます。
この問題は北側の壁の構造を湿気を逃がすタイプのものにしてあげれば解決できます。これも事前に施工業者と打ち合わせをしておきたいポイントです。
北玄関のメリット
北玄関ならではのメリットがいくつかあります。何度か触れているように南側を主に居住スペースに使いますので、北側の敷地をふんだんに使うことができます。
そのためにバイクや車が趣味の方は、北玄関の横にガレージを設けて愛車のメンテナンスができるでしょう。
そしてそのガレージの屋根を太陽の光を通す素材にするなら、玄関まわりが薄暗くなってしまうことを防げます。
そして、北玄関ですと設計上有利なこともあります。それは、玄関まわりに廊下や階段が来るような間取りになりますので、その動線を利用して水回りなどの配管をコンパクトにまとめることができるのです。
これは建設の後のメンテナンスのしやすさ、家族の構成が変わってリフォームをしようとするときの工事のしやすさという大きなメリットになります。
このように一般的には人気のない北玄関ですが、ちょっとしたコツと、いくつかの注意ポイントを意識するこちょっとしたコツと、いくつかの注意ポイントを意とによって明るいマイホームにすることができます。ぜひ、工夫をこらしてきた玄関のメリットを十分に活かした注文住宅を建ててください。
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