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日当たりのよいバルコニーのサイズはどれくらいが妥当?
屋根のあるベランダと違い、屋根がなく外に張り出したバルコニーは豪華な感じがする設備なので多くの方が憧れる間取りです。
ベランダですと、洗濯物や布団を干す用途だけでしか使わないですが、バルコニーだとベンチを置いてお茶を飲んだり子どもたちを遊ばせたりする事ができます。
では、様々な用途で使うことのできるバルコニーに日がさんさんと指すようにするためにはバルコニーのサイズはいったいどれくらいがちょうど良いのでしょうか。
日当たりの良いバルコニーのサイズ
バルコニーのために使える坪数は土地の広さや形によって変わってくるものです。しかし、横に長くするのか、縦に長くするのかというのはある程度決めることができます。
結論から言うなら、バルコニーにきちんと日を当てようと思うなら縦長のバルコニーにするほうが良いでしょう。つまり奥行きを十分に確保したバルコニーにするということです。
そのようにするなら、一日の一定の時間しか日が当たらないということはなく、日照時間のほとんどの時間に日が差し込むバルコニーとすることができます。
さらに奥行きが確保されていれば、洗濯物の量が増えたとしても対応できます。天気の良い日に、通常の洗濯に加えて、シーツやベッドカバーなどの大物を一緒に干すことができますし、衣替えの時にも思い切りスペースを使って干すことができます。
横長のバルコニーなら、洗濯物が増えてしまうと、作業スペースが狭くなったり、上からぶら下げた角ハンガーが窓にあたってうるさいなどの弊害が起きたりします。
バルコニーにはエアコンの室外機なども置かれることを考えると奥行きは、最低でも2メートル以上は必要となるでしょう。畳4畳分くらいの広さがあるなら、良い日当たりで洗濯やその他のレジャーをバルコニーで楽しむことができるでしょう。
バルコニーで気をつけたいこと
バルコニーの日当たりを考えることは一番大切ですが、それと同時にいくつかの気をつけるポイントが有ります。例えば、プライバシーです。
2階にバルコニーを設置した場合に、近所の方から洗濯物が丸見えになってしまうことがあります。近くに義理の家族などが住んでいると、その目も気なると感じる方もいます。家族で海水浴やキャンプに行った時に、次の日の洗濯物で何をしたかがすぐに分かってしまうのが嫌だと感じる方がいるのです。
さらに、2階だとPM2.5などの公害なども気になるというケースも有ります。そのようなときには、一階にバルコニーを設置し、通りから見えにくいように植林をしたり、ラティスフェンスを設けたりするならプライバシーを確保することができます。
さらに日当たりが良すぎて、洗濯物が焼けて色あせたり、芝が枯れてしまったりすることも起こりえます。そのためにもある程度の長さのひさしを設けておいたり、長さを調節できる簡易的なひさしを設置したりするなら季節ごとに日差しを調整することができるでしょう。日当たりの良さだけを追い求めずに、これらのポイントにも注意しましょう。
サイズと費用
バルコニーのサイズはたっぷりと取れるならそれは理想ですが、やはり費用も考えなければなりません。洗濯物を干したりする程度の小さなサイズのバルコニーであれば、45万円から55万円万円前後で設置することができます。
しかし、お茶を飲んだり子供が遊べたりする程度になると65万円から75万円辺りの出費を予期しておけるでしょう。さらに、2階にバルコニーを設置する場合、1階に雨水や植木の水が漏れないようにしなければなりません。そのためには、バルコニーの床にしっかりと防水処置を施す必要があります。
その費用は業者によっても異なりますが、25万円程度を見ておくことができるでしょう。少し現実的な話になってしまいましたが、バルコニーでしたいことが家族全体で共通していたり、皆の夢であったりするなら投資する価値はあるでしょう。
日当たりの良いバルコニーにあったら便利なもの
日当たりの良いバルコニーにある程度の広さを費やすことができるなら、幾つかの便利な装備をつけることができます。例えば、蛇口です。蛇口があるなら、バルコニーを掃除するときに便利ですし、植木への水やりもしやすくなります。
皆でバーベキューをするときも掃除がしやすいでしょう。広いバルコニーなら絶対にあると便利な設備です。さらに、2階にバルコにーを設置すると、手すりが往々にして太くなってしまいます。なぜなら強度を出すために外壁が厚くなるからです。
それで布団を干そうとすると普通の布団用の洗濯ばさみだと小さすぎて、布団を挟めずに干しにくくなってしまいます。それで、バルコニーの手摺のところにアルミのポールを渡してもらうなら普通の大きさの洗濯バサミでも対応することができるでしょう。
そして、装備ではないですが、バルコニーの床に傾斜をつけることも忘れずに施工業者にお願いしましょう。広いバルコニーには雨水がたまりやすく、デッキブラシで雨水を流そうとするのは大変な作業になります。
それで排水口に自然と雨水が流れるような作りにしてもらいましょう。このような点を思いに留めて、日当たりの良いバルコニーを存分に活用し楽しんでください。
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