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北向きの玄関でリビングを広くしたい!おすすめの間取りについて
注文住宅を建てる時に玄関の位置で悩むという人も多いのですが、北向きに作った時にはどういった間取りが向いているのかを考えていきます。
そもそもの話、北向きの玄関というのは特に冬場になると寒くなってしまうというデメリットもあるのですが、リビングなどは南側に作ることができるメリットもあるので、一概に否定できるものではありません。
北向きの玄関でリビングを広くするにはどうすれば良い?
北向きの玄関でリビングを広くする間取りということなのですが、家を建てる土地の形によって大きく変わってくると言って良いでしょう。例えば、正方形や長方形の土地に建つ家という形であれば、そこまで悩む必要もなく、シンプルな間取りで十分活用できるはずです。
何故なら北向きの玄関に対して、最もリビングが広く取れるように間取りを考えるのも難しい話ではないからです。正方形の家を建てるのなら、単純に最も南側ということで間取りを取るようにするだけですし、長方形の家ですと土地の長辺にあわせてリビングの間取りを設計すれば大丈夫です。
しかし、これが変形地になってくると間取りについてもしっかりと考慮しなくてはいけません。間取りだけにとらわれて設計をしてしまうと、家の形そのものがいびつなものになってしまう可能性が出てくるからです。
家を建てる時のことを考えると、なるべくなら表面積を増やさないように設計するのがポイントになります。ですが、変形地の場合は土地に住宅の形をあわせることになるので、間取りは後から考えていく必要があるのです。
近年では壁で家を支えるという工法も確立されてきているので、柱を少なくしてリビングを広くとるという間取りも可能になりました。1階部分はリビングという形にして、2階部分に生活設備をすべて集めてしまうという間取りを考える人も少なくありません。
トイレやお風呂、キッチンといった生活に関わるものはすべて2階で賄うようにして、1階部分はリビングや来客があった時用にしてしまうという間取りになります。
この間取りの特長としては、生活設備がある階層が異なるので、来客に生活感があるところを見せなくてすむという点でしょう。特にお子さんが小さな世帯では、どうしても目にしてほしくない部分も増えるでしょうから、来客の多い家庭にはお勧めといえるかもしれません。
北側玄関の時に考えておきたい間取りって?
リビングを広く取るためにも、南側に置くという間取りは紹介した通りです。では、他の部分の間取りについても考えていきましょう。基本的にトイレや浴室ということを考えた場合、日当たりの関係がない設備になるので、1階部分に作るのなら北側に寄せることになります。
この場合、必然的にトイレや浴室は玄関の近くに配置しなくてはいけなくなり、それをデメリットに考える人もいるはずです。そこで間取りとしては上でも触れましたが、生活設備は2階部分に集中させるといった方法を取るのも選択肢の1つになります。
敢えて北側には収納などを作るようにして、余った部分で浴室やトイレなどを組み込んでしまう間取りも可能です。北側玄関は冬場の寒さや暗さというのがネックになってきますので、それにあわせた間取り作りを考えるようにしてください。
ちなみにですが、地域性というものを考えなければ、寝室などを作ってしまうのも1つの方法かもしれません。寝室は長くいる場所でもありませんし、寝る時にはエアコンで部屋を暖めるようにすれば、特に問題なく過ごすことができる場所だからです。
玄関近くに寝室があるのは落ち着かないと考える人もいるかもしれませんが、逆を言えば防犯性を高くすることにも繋がると言えます。また、何かしらあった時には玄関が近いので避難するのにも時間をかけることなく、脱出できるというのはメリットになるでしょう。
暗さ対策と言っても室内であれば電気をつけるだけですみますし、そもそも寝室であれば夜にしか用がないので、大きな問題はありません。
意外と北側玄関のデメリットは少ない?
北側玄関というのは暗くなる、寒くなるという点が代表的です。しかし、最初からそうなることがわかっているのなら、ある程度は対策をとることもできるのが注文住宅の魅力だと言えます。
特に近年では寒さ対策としては高気密、高断熱といった技術が使えますので、冬でも思ったよりも寒くなかったというケースは少なくないようです。また、玄関というのは長くいる場所でもないので多少なら寒さを我慢したり、間取りを設計する段階で玄関に暖房施設を組み込む人もいます。
暗さという点については採光を良くすることで、ある程度の対応をするのも可能です。採光を良くすることを考えると、ガラスなどを利用しなければいけませんが、防犯性が低くなるので、強化ガラスを使うなどの工夫が必要になります。
ただ雪の多い地域については、玄関先の雪対策を取るのも必要でしょう。これは間取りでは対処できないことなので、別途考慮しておかなければいけません。こうして考えてみると、地域性にもよるのですが、北側玄関ということにそこまで大きなデメリットがないこともわかります。
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