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敷地面積40坪の間取りで考えておきたい配置について
40坪の敷地面積があったとしたらどんな間取りレイアウトが住みやすいでしょうか。それは、家族構成や家族が望む暮らしのスタイルによって変わってきます。では、具体的にどんな配置の間取りを作ることができますか。まず配置を考える上で、40坪とはどれくらいの面積なのか知っておきましょう。
40坪の家
坪というのは日本の不動産会社が必ず使う表現で、一坪は畳2畳程度の大きさです。たいてい人が一人生活をするために必要なスペースというのは9坪と言われています。
ですから3人家族であれば、27坪、4人家族であれば36坪程度があれば良いことになります。4人家族で36坪というのは十分な広さです。それで、40坪の敷地面積というのは、かなり広いスペースとなり、132平方メートル、畳80畳ほどの敷地になります。
これくらいの広さであれば、4LDKでリビングとダイニングに20畳程度を費やし、ガレージなどの趣味のスペースも造ったりできる広さとなります。かなり自由度のある坪数と言えます。
日本の秋田県や新潟県の平均的な家の坪数が40坪ですので、比較的郊外なら確保しやすい面積となるでしょう。
都心部でこれだけの広さを確保することはできません。では、これほどの広さの家をどんな間取りレイアウトで楽しむことができるでしょうか。
様々な間取り
例えば、4LDKにプラス書斎をつけた間取りが可能です。寝室と子ども部屋二つ、それに和室と書斎を作ることができます。そして敷地の広さを活かしキッチンの周りに大きな余裕をもたせましょう。普通、キッチンは壁にくっついていますが、そうではなく周りをぐるりと人が通れるようにします。
これは家族が会話をしながら料理をしたり、友だちを誘って皆でお菓子作りをしたりするときに重宝するレイアウトです。しかも、掃除がしやすく、油などで汚れやすいキッチンをいつも清潔に保つことができます。
さらに大きめのバルコニーを1階に配置し、そこにベンチやテーブルを置いてお茶を楽しめるようにもなっています。しかも、そのバルコニーにキッチン、リビング、ダイニングが接するような配置ですので、人が集まる場所にたっぷり採光できるようになっています。
別のケースでは、玄関に大きな面積を費やしました。たっぷり収納ができるシューズクロークや、コートを掛けることができるようなクローゼットのスペースもとってあります。威圧感のあるシューズクロークは玄関から入ってすぐ目に見えるところには配置せずに、玄関ホールの奥に設置しているのがポイントです。
2階に上る階段はリビングに配置するようにしました。家族がいつも、行ってらっしゃいとお帰りなさいのコミュニケーションが取れるようになっています。階段下にはきちんと収納スペースが設けられていますので、掃除機など普段使うものを置いておけます。
対面式のキッチンになっていますが、生活感が出過ぎないように、普段の動線よりも奥に設置するようになっています。2階に寝室と子ども部屋二つを置いていますが、それぞれの部屋には奥行きのあるクローゼットが設けられています。
そして各部屋に二面の窓をレイアウトしてあるので、採光と採風に優れています。梅雨の時期などは子供の健康を害するカビ対策にとても良い作りとなっています。
ニーズで決める間取り
間取りを決めるときには、家族のニーズに合わせて考えることも大切です。例えば、高齢者の親を介護しているとしたらどうでしょうか。40坪の敷地であれば、余裕で二世帯住宅にすることができます。
リビングは通常の大きさの14畳程度にしておいて、隣の部屋に和室を配置します。リビングの横なら冬でもある程度室温を暖かく保てますので、和室でくつろぎたい親たちには調度よいでしょう。
さらに、トイレとバスルームの配置は和室と親の寝室の近くに設置するほうが良いでしょう。介護をすることになったなら、これらの設備は親の生活スペースから近いほうが便利です。
そして親が自分たちの部屋にいても、他の家族の気配が感じられるように、それぞれの居住スペースが接しているように配置することもポイントです。さらに、40坪という広い敷地がありますが、親の世帯が住む方はコンパクトな作りにするほうが暮らしやすいでしょう。
まだ子供がいない夫婦ならどんな間取りが良いのでしょうか。まだまだアクティブで元気な世代ですから、家の中も動きやすさを重視した間取りが良いと言えます。子供ができた時にもそのほうが、子供は家の中でのびのびと過ごせるでしょう。
例えば、それぞれの部屋の入口を二方向に設けて、使いやすくできますし、リビングを中心にしてそれぞれの部屋を行き来できるようにもできるでしょう。お風呂は南側に配置し、窓は少し高めの位置に設けることにより採光をたっぷりしながら明るくお風呂に入れるようにもしましょう。
若い時は忙しくて朝にシャワーを浴びたいことがありますし、赤ちゃんを日中にお風呂に入れることもあるからです。そして、歩いて外に出られるバルコニーやウッドデッキを2階に設置するのも良いでしょう。
2階にあるなら、外の目を気にせずに二人でリラックスした時間を過ごせますし、子供を遊ばせやすくもなるでしょう。このように40坪の間取りは余裕を持って各部屋や設備のレイアウトをすることができます。
それで、将来を見越した間取りだったり、趣味のための部屋だったりと様々な要望に答えられますので、家族が新しい家でどんなことを楽しみたいのかを明確にし、間取りを考えていきましょう。
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