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正方形と長方形の土地 を選ぶならどちらがおすすめ？
土地を購入する時に迷ってしまうのが、正方形の土地と長方形の土地のどちらにするかということでしょう。それぞれの土地の条件などもあるので、一概にどちらの土地のほうが良いというのは難しいのですが、一般的には正方形に近い方が良いとされています。ここではどちらによりメリットがあるのかを考えてみましょう。
正方形の土地のメリットってなに？
基本的に土地というのはいびつな形で売りだされているものです。その土地の中から正方形というように整形されている場所というのは、非常に人気が高く、なかなか見つけることができません。また、見つかったとしても値段が高く設定されていることが多く、その点はデメリット言えるかもしれません。
しかし、正方形の土地はしっかりと整備されているので、後々にかかるお金としては節約できるのもポイントでしょう。特に家を建てる時のことを考えると、建築費が安くすむというメリットも大きいです。
正方形の家というのは、構造的にもシンプルになるので、地震などにも強いというメリットがありますし、また表面積も小さくなるのもメリットだと言えます。
特に都内などの地価が高い場所では、狭い坪数でも快適に暮らすために3階建ての家を作るといったケースも少なくありません。この時、正方形の家というのは長方形と比較すると、かなり建築費を安く抑えることができるのです。
また正方形の土地というのは、かなり自由に家を作ることができます。土地そのものの形が整っていることが最大のメリットであると言い換えても良く、だからこそ高い人気を誇っているのです。
長方形の土地のメリットはなにがある？
一般的な話になるのですが、理想的な土地というのは正方形に近い長方形だそうです。割合としては短辺と長辺が2対3となるので、ほぼ正方形であると言っても良いのですが、厳密には長方形として扱われています。
この形の土地というのは非常に家を建てるのに向いているとされるのですが、正方形の土地と同様にどうしても割高感は否めません。長方形の土地に家を建てる場合、メリットになるのが間口の広さでしょう。
また、角地を取れるということも多いので、土地を購入する時に長方形が良いとする人も多いのです。長方形の土地というのも正方形と同様にほとんどが整備された区画であることが多く、売りに出されていてもすぐに売却先が決まってしまうほど人気があります。
また家を建てる時のことを考えると、駐車場などのスペースをとってデザインをするといったこともしやすく、非常に使いやすい土地だと言えるでしょう。注文住宅を建てる時に家の間取りや形を自由にできるといったメリットがあるのですが、それを享受できるのは長方形の土地か、正方形の土地に限られてきます。
他の土地の場合、どうしても形として制約を受けることになるので、その点を考えなくて良いのが最大のメリットかもしれません。
結局、長方形の土地と正方形の土地のどちらが良いの？
ハッキリと書いてしまうと、正方形の土地、長方形の土地という区切りで考えるだけではなく、他の視点というのも土地選びでは必要になってきます。
例えばの話ですが、正方形や長方形の土地であったとしても、使い勝手の悪い位置にあったり、整備を改めて行わなければ使い物にならないケースもあるくらいです。また、土地というのはその方角が大切だとも言われています。
特に南向きの土地というのは日当たりの面などで人気が高く、反面で北向きの土地は人気がありません。いくら長方形や正方形といった整った形の土地でも同じことが言え、形だけではなく他の条件面もしっかりと把握することが大切です。
他にも周囲の環境などが悪いといったこともありますし、住宅地になる前は沼や田んぼだったというようなケースでは、地盤を強化するための工事などを行う必要も出てきます。
図面を見るだけではわからないことも多くあるので、必ず土地を購入する前には足を運んで確認するようにしてください。特に重要なのが地元の人へのリサーチでしょう。
さりげなく会話をすることで不便な点などを聞いておくと、その土地を購入する時の目安として考えることができます。
良い条件の土地が見つからない時は？
正方形や長方形の土地を探していても良い土地が見つからないことも多いです。あったとしてもすぐに売れてしまったりなどで、タイミングがあわないということも珍しくありません。
そこで1つの方法として長方形や正方形以外の変形地という選択肢も視野に入れておくと良いでしょう。変形地というのは整備された形ではなく、三角地や台形の形をしたような土地のことを指します。
こうした土地は地価が割安であったり、固定資産税なども低めに設定されているというメリットがあるのです。当然の話ですが、正方形や長方形の土地よりも人気がありませんので購入しやすいということもあります。
家の形など正方形や長方形の時のように自由にいかなくなるといったデメリットもあるので、あまりお勧めはできませんが手段の1つではあるでしょう。
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