注文住宅で失敗しない秘密を公開中です
注文住宅はいくらからオーダー可能？
注文住宅の価格は、どういった内容の住宅を作るかによって大きく変わります。特に注文住宅の場合、完全にオーダーメイドという事になりますから、当然ですがその内容で価格は変わります。いくらから、というのが単に最安値でいくらなのか、という事でしたら、作る住宅はローコスト住宅という事になるでしょう。
注文住宅は、地域によって人件費などが異なってくる関係でその費用は一律ではありませんが、恐らく坪単価にして30万円から50万円といった価格になるでしょう。ただ多くの場合、注文住宅を建てるからには色々と理想を取り入れる事になるので、その分価格は高くなります。
安く仕上げたい、となれば色々と要望を叶えるのは難しくなり、それでは注文住宅を建てる意味自体が無くなってしまいます。ですからあまり注文住宅に安さを追求するのも考え物で、とにかく安く一軒家が欲しいという事なら、建売の方がむしろそうした希望が叶う可能性も高いかもしれません。
と言うのも、注文住宅の価格はあくまで既に用意した土地に対して、住宅だけを建築してもらう場合の費用です。注文住宅は建売とは異なり、土地に関しては注文する側で用意しなければいけません。
また、建売の場合は同じタイプの住宅を大量に建築する関係で、その材料や設備を大幅に安く仕入れる事が可能で、その分建物の価格も安くなっているのが一般的です。
単純に分けてしまうと、お金を掛けて理想を追求するのが注文住宅、こだわりは捨てて安く一軒家を購入するのが建売という捉え方も出来ます。そうした事を考えても、あくまで予算を決めるという事は大切ですが、注文住宅に安さだけを追求する事はお勧め出来ませんね。
注文住宅に関する総費用を徹底調査
注文住宅を建てて住むという場合、かかる総費用はどのくらいになるのでしょうか。これを知っておくと実際に注文住宅を建てる場合に予算の参考にすることができます。注文住宅で必要になる費用は主に3つに分けられます。
1つ目が本体、つまり住宅の工事費、2つ目がその他にかかる工事費用、3つ目が諸費用や税金などです。この中でもっとも費用がかかるのが本体の工事費で、国土交通省が2009年に行った調査では約40坪の住宅で3,000万円ほどの費用がかかるという結果が出ています。
本体工事費の総費用に占める割合は8割ほどで、総費用の大半が本体工事費となっています。その他にかかる工事費用は残りの2割のうちの1.5割ほどで、3,000万円だと考えると540万円ほどがかかる計算になります。残りの5％が諸費用や税金にかかる費用で、180万円ほどになります。
すべてを合計すると3,720万円で、目安として4,000万円くらいの費用がかかることがわかります。これは40坪で考えた場合ですので坪数によっても実際の総費用は変化しますし、依頼する業者によっても総費用は変わってきます。
あくまでも参考価格となるわけですが、だいたいこのくらいの予算を用意しておけば注文住宅を建てて住むことが可能だと言えます。少しでも安く注文住宅を建てたいと考えるのであればできるだけ料金の安い業者を探してお願いすることも大切です。実際にここで紹介した総費用よりもぐっと安い費用で工事を行ってくれる業者も存在します。
4LDKの注文住宅にかかる諸費用はいくら？
注文住宅を建てる時には、その諸費用も気になってしまうものですよね。諸費用とは何かと言うと、土地の購入代金、住宅の建築代金以外にかかってくる費用のことになります。仮に4LDKの家を建てるとしても、正式な価格を出すのは難しいのですが、内訳をいくつか考えていきます。
まず諸費用としてかかってくるものですが、測量費や地盤調査費用がありますが、ここはあまり大きなお金はかからず、30坪の土地だとおよそ3万円くらいになります。家の建築費と関わってくるのが設計料ですね。注文住宅はすべてオーダーとなるので、ハウスメーカーや工務店、設計事務所にて設計図を書いてもらうことになります。
これにかかる費用としては、建築費の8％程度になるそうです。これもどこに施工を頼むかによって大きく変わってきますが、建築費が大きくなればなる分、設計費用も大きくなってしまいます。細かいものとしては、地鎮祭の費用があります。地鎮祭もまた頼む場所によって異なってきますが、トータルでおよそ10万円程度でしょうか。
上棟式をするのであれば、30万円前後かかってきます。外構工事は意外とかかってしまうもので、100万円〜150万円程度ですね。他にも諸費用としては税金があります。不動産取得税、固定資産税、登録免許税などですね。住宅ローンを利用するのなら、ローンを組むときの手数料であったり、保証料なども必要となってきます。
こうした諸々のお金を含めると、建築費用の2割程度は考えておいた方が良いかもしれませんね。諸費用としてかかる分もローンを組むこともできますが、できれば現金で支払えるように用意しておきましょう。
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